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夫婦用に樹木葬を生前契約した針金さん。

奥様は義理のご両親が亡くなった際にご自身が入る墓について考えたといいます。佐賀県に菩提寺があるご主人様に対し、奥様が太田市で墓をもつことの意味を説明された経緯についてお聞きしました。

瑞岩寺の墓を知ったきっかけ

なぜご夫婦の墓を探そうと思ったのですか?

(奥様)主人の両親の葬儀を終えてから、私たちのお墓について考えたんです。

「私は佐賀のお墓に入るんだ」と思ったとき、最初に考えたのが子供たちのことでしたね。

私たち夫婦は関東で生まれ育ったので、夫婦でさえ佐賀にはあまり馴染みがない。そんな場所のお墓に私たちが入ることを子供たちが納得してくれるのかと。

子供たちはいま遠方に住んでいますが、九州よりも自分たちが生まれ育った太田市の方が愛着はあるし、夫婦としても太田市に墓が欲しかったんです。

そもそも、主人は墓について当初「なくてもいい」としか言わなかったの(笑)。でも、母親として子供のためにも、夫婦で決めたいと思いましたね。

墓を探すポイントは何でしたか?

(奥様)私は植物が好きなので樹木葬に関心がありましたね。友人が散骨のグループに参加してましたが、子供たちのことを考えると拝む対象がなくなるのはどうかなって。

亡くなった義父が「先祖を拝むのは3代まで」と言っていたので、孫のことを考えると墓石がずっと残る家墓にはあまり関心がなくて。

一般的な樹木葬は一定期間を過ぎれば合祀となります。だから、私たちは33年後に土に還る樹木葬が合っていると思ったんです。

瑞岩寺の墓をどうやって知りましたか?

(奥様)もともと瑞岩寺の長谷川住職を知ってました。

太田市に数多くあるお寺のなかで、お寺を一般の人にも知ってもらう活動としては瑞岩寺が突出して精力的なのは有名でしたから。

歴史あるお寺をなんとか存続させようと地域に働きかける住職の姿を見ていると周りも応援したくなるじゃないですか。

私がいつの間にか瑞岩寺の活動を手伝うようになったりして、他のお寺の墓については調べませんでしたね。

墓の見学に行きましたか?

(奥様)家長である主人を説得するため、一緒に瑞岩寺に見学へ行きました。

主人はもともと瑞岩寺のイベントに参加したこともあって、長谷川住職にも過去に会っていました。ただ、そもそもお墓そのものに関心がなかったから説明するのに苦労したんです。

(主人)妻からは事前に、瑞岩寺はお墓の値段が明確であることや一般的な墓以外にも選択肢があることを聞いてましたね。住職が書かれた本も読みました。

墓の見学で知りたかったことは何ですか?

(主人)樹木葬のコンセプトですね。土に還るとはどういう意味があるのか。

あと、やはり気になった点として墓の契約にかかるすべての費用を尋ねました。

墓を決めた理由

(主人)見学前から住職を知ってましたが、墓の説明をしてくれた時も以前と変わらず落ち着いて丁寧に説明してくれたので、こちらも質問しやすかったですね。

樹木葬は地面に遺骨をばら撒くのではなく、麻の袋に遺骨を包んで樹木葬の中に納骨することと、33年経つと自然の土に遺骨を移すと説明していただきました。

瑞岩寺の境内が整備されているので、綺麗好きな妻が気に入る理由がわかりました。また、33回忌まで瑞岩寺が毎年供養してくれるのも良かったですね。

(奥様)見学時に頂いた資料では墓にかかるすべての費用がわかりやすく書いていました。

瑞岩寺には信徒という制度(※)があるのを初めて知りましたね。お墓に入ることで、檀徒になる義務があるなら瑞岩寺を選ばないつもりでした。

実際に住職とお会いして相談したことで良かったことは、聞きにくいお布施の金額などお寺と付き合っていく上で必要な情報を全て住職から説明してくれたことでしたね。私だって、住職に気安く「お布施っていくら払えばいい?」なんて聞けません。

私たちだってお布施がないとお寺はやっていけないことくらいわかってる。だから、相手の気持ちを汲み取ってくれる住職なら説明してくれるはずだと。

長谷川住職はお布施の目安を明示してくれたんです。お布施の金額は私たちが決めるものと言ってくれました。

だから、お布施については私たちからもお寺と相談し合える関係がいいと感じました。

長谷川住職の印象はどうでしたか?

(主人)過去に修行をしてきただけでなく、いまでも朝の読経や葬儀前の枕経もする信頼性の高いお坊さんだと思いました。仏教に関心があったので、いまのうちからいろいろとお付き合いしたいです。

(奥様)あなた、仏教に関心があったの?初めて知ったわ(笑)

(主人)仏教の教義じゃないよ、哲学や僧侶としての生き方に興味がある。

その点でいうと、派手な遊びや豪華な車を乗り回さず、何より地域のために認定こども園や児童クラブ、介護施設などを営みながらお寺を維持する経営者としての長谷川住職の生き方に共感しました。

こうしたポジティブな情報すべてが重なって、瑞岩寺のお墓を選びました。

墓への思い

(奥様)もし主人が長谷川住職と相性が合わなければ、夫婦別々の墓の可能性もあったかもしれませんね。

子供たちには自分で墓選びをさせたかったので、夫婦で入れる墓が瑞岩寺にあって良かったです。

もし私が「女房は主人の家の墓に入るべきだ」という人と結婚してたらどうなっていたかしら。嫁ぎ先の墓に入るという価値観も根強いので、お墓選びに関して女性は大変だと改めて気付きました。

それと、私のお葬式は瑞岩寺でしてほしいと思います。以前、瑞岩寺の模擬葬儀会でオリジナル葬儀ができると知ったからです。葬儀では、私が知っている住職から私のことについて語って欲しいと思いますね。

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「瑞岩寺の墓を検討されている方へ」

(奥様)瑞岩寺の墓を検討されているなら、長谷川住職にアポイントをとって是非見学に来てみてください。

私のように墓について考えている人も、そうでない人にも実際にお坊さんから聞いてみないとわからないことがあると思います。ホームページにも詳しいことは書いてあります。

 

 

(インタビュアー・文)DIALOGUE TEMPLE 編集長 池谷正明

 

※ 檀徒と信徒について(瑞岩寺ホームページより)

瑞岩寺には檀家という言葉は使用しません。「檀徒」といいます。家は、宗教を持てないからです。信教の自由は憲法で保障されています。

「檀徒」さまの定義:自ら勧んでお寺に協力をしたり仏道を一緒に学んでいこうとする方で、お布施を惜しまないことを自分から宣言した方です。 

「信徒」さまの定義:住所と氏名を告げて、瑞岩寺の維持に協力して頂いた方です。 皆さんの人権を尊重し、本当に瑞岩寺を好きになってくださった人で、ほとけの智慧と慈悲を標榜する瑞岩寺に理解を示してくださった方々です。

「檀徒」の本堂葬儀はお受けいたしますが、「信徒」の本堂葬儀は原則としてお受けしておりません。

瑞岩寺 住職 長谷川俊道

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