NHK大河ドラマ「おんなの城主 直虎」で禅宗指導をした僧侶がいる。
「大河ドラマの禅宗指導をした時、伝えることの難しさ、大変さを学びました。もっと僧侶も努力して伝える活動をするべきだと思います。」
そう語るのが、今回ご紹介する細川晋輔(ほそかわ しんすけ)だ。
龍雲寺では毎週日曜日に坐禅会をやっているのだが、今は80人超える時もあり、新しい人が入りきらないので初回のみ予約制を取っている。
他にも、地域のために盆踊りや餅つきなど、地域住民が参加しやすい行事を行っているという。
「地域の方々には、“野沢龍雲寺”と呼ばれて親しまれています。地名を頭につけて頂けるのは、地域の方々との結びつきを強く感じられますので、自分にとっても嬉しいことなんです。」
地域との結びつきを大切にしながらも、謙虚であること、敷居を高くあり続けることを心がけている細川。
「お寺では、非日常の空間を作っていきたいですね。『なんか、龍雲寺に行けば清々しい気持ちになれる』と言われるようなお寺を目指しています。」
そう静かに語る彼は、どのような活動をし、経歴を持つ僧侶なのだろうか?