日蓮宗安詳寺 樹木葬ご契約者様の声 施主:大塚様(70代)
死について、みんなと話せるようになった施主:大塚様(70代)
大田区在住(安詳寺まで車で10分)
2年前、ご主人様を樹木葬に納骨した大塚さん。お墓を探した理由は、ご主人の菩提寺にあるお墓とは別に、ご自身のお墓を持つためだったそうです。
子どもたちに負担をかけたくないという想いからでしたが、生前にお墓を持ったことで自分と家族の死に方についてみんなと話せるようになったとお聞きしました。
「安詳寺を知ったきっかけ」
なぜお墓を探そうと思ったのですか?
主人の実家は栃木県にあり、私たち家族はお墓参りによく行っていました。ただ、夫婦で年を重ねていくうちに遠方に車を運転して行くのはしんどさを感じていました。
主人は故郷に対する想いが強く、いずれ夫婦で実家の墓に入るんだと言っていましたが、私は娘たちに負担をかけたくなかったので、自分が入るためのお墓を探していたんです。家族のために自分の死に方をしっかりと決めておこうと思ったんです。
そんなとき、投函されたチラシに樹木葬について書いてありました。後継者が必要ないお墓のスタイルが気になり、主人に相談しましたが、最初はまったく取りあってもらえませんでした。
しばらく経ったある日、私の実兄が亡くなりました。兄の家族が私の実家のお墓を守れなくなったことを主人に伝えると、お墓のことは私に任せると言ってくれました。その後、樹木葬が記載されていたチラシの中から緑が豊かで自然が多く感じた安詳寺の見学に行きました。
安詳寺の印象はどうでしたか?
緑が多いお寺だなと感じました。都内のお寺でも自然が多い環境のおかげで心が落ち着くことに気づきました。
安詳寺の樹木葬について伺ったとき、遺骨を土にばら撒くのではなく、一定期間まで個別に埋葬してくれると聞き、そのシステムに納得しました。
また、個人的に気に入っていたのは安詳寺の雰囲気です。お寺はこじんまりとしている方が親しみやすく、荘厳で格式ある雰囲気のお寺と違い、中に入りやすいなと思いました。
安詳寺のお墓を選んだ理由
私が安詳寺の樹木葬を選んだ理由は3つです。
・緑が豊かなお寺の雰囲気
・後継者不要のシステム
・個別埋葬後、土へかえる
お墓を決めた後にわかったのですが、子どもたちもいきなり遺骨を合祀することには抵抗があったようです。
子どもたちに負担をかけないようにと、土にかえる樹木葬なら後腐れがなくて良いと思っていましたが、よくよく考えれば遺骨を地中に混ぜるなら散骨するだけでもよかった。
そうではなく、いまを生きる家族のためのお墓を用意できた。安詳寺は私と家族の希望をどちらも叶えてくれました。
墓への思い
その後、主人が亡くなりました。安詳寺で法事をしてもらい、ようやく落ち着いた頃、気づいたことがあります。
お墓参りは家族が集まるきっかけになり、自分の死に方について自然と子どもたちに伝えることができたんです。子どもたちにとっても親の死を自ら考えたくはないでしょうし、自分のお葬式やお墓について、親から言ってあげないといつか子供たちが困ると思います。
安詳寺の雰囲気がそうさせてくれたのか、娘もここのお墓に入ろうかなと言ってくれました。死について気軽に話すことができたのは安詳寺のおかげだと思います。子どもたちはまだ小島住職と会っていませんが、住職の人となりがわかる資料がお寺にあるので私が亡くなってもお寺に相談しやすいと思います。
この話を友人にしたところ、すぐにご主人と一緒に見学して樹木葬を生前契約しました。おかげで墓友として友人とお互いの死生観について話しやすくなりました。
日蓮宗安詳寺
東京都大田区久が原4丁目4−10
東急池上線「久が原」駅下車 徒歩13分